REPORT WORKSHOP
The Day WORKSHOP #002 20120819

8月19日。
7月7日に実施してから、1ヶ月半ぶりの開催となりました、"The Day WORKSHOP #002"。
前回の雨模様とは打って変わって、快晴！夏！
真っ青な空に、真っ白な入道雲のコントラストが鮮烈な夏のThe Dayとなりました。
第二期生とはまたまた原宿駅で待ち合わせ。
夏休みということもあって、駅はすごい混雑。皆さんと合流するのに少しばかり時間がかかってしまいました。
今回の参加者は、USAN（うーさん）とその娘さんのHANANOちゃん、AYAKOさん、WACANA*さん、SAEさんの5人。


まずは、The Dayのきっかけについての話から。

今回は、2011年3月11日の二つの映像もほんの少しだけ紹介しました。
午前中にたまたま撮っていた平穏な日常と、地震直後の映像。そして、石巻で見た光景。今を遺さなければ、と撮り始めたこと。
ワークショップとして、たくさんの人に「その日」を体感してほしいと思ったこと。

また、その時は特別だと思った日も、5年、10年と時間が経てば記憶は薄れていきます。特別な日も、長い年月の中では
何気ない一日になってしまうかもしれない、と最近友人の結婚パーティで感じたことも話しました。


撮影方法や機器を確認し、いよいよ「The Day」の撮影に出かけます。
班分けはこちら。
SAE、AYAKO、TETSU-LAW
WACANA*、SANA
USAN、HANANO、RITZ
とにかく暑いので、水分補給気をつけて！と声をかけ、約3時間の自由行動の始まりです。

＜スタッフから参加者への感想＞
「とにかく、カメラをまわすSAEさんとAYAKOさん。２人とも本当に真剣に撮影。
その合間に撮影しながら話をし和やかな雰囲気。　原宿から渋谷の方まで歩いていきました。　通った事の無い通り、
入った事の無いお店、普段くる事はあっても新しい渋谷発見をしました。
今回、電車を使って原宿まで移動。　誰も電車を使って移動はないでしょって３人ただ1駅移動するだけなのにはしゃぎながら撮影。　
最後は明治神宮前にお散歩し撮影を終了しました。」TETSU-LAW


「WACANA*さんと青山方面に向かいブラブラしました。今回僕は自分の中でテーマがあって、
“分割された日常”を撮ろうと思っていました。そこにWACANA*さんを絡めて撮ったわけですが、WACANA*さんが非常に
いい動きをしてくれて…まぁそれは僕のThe Dayを見て頂ければお分かりになると思います！WACANA*さんを見ていて凄いと
思ったのは、かなり自分の撮りたいもの、作りたいものがイメージできていたこと。イメージって大切ですね。
楽しい原宿、青山デートでした(笑)」SANA


「親子で参加してくれたUSAN、HANANOちゃんとのThe Day。小さな子がいるということで、真夏の街を少し歩きながら、
ランチを食べたり、KIDDY LANDでブラブラしたり、知人が週末にオープンしているカフェでお茶したり・・・と、
のんびりとした撮影となりました。HANANOちゃんは日頃からお父さんのiPhoneで写真や動画を撮ることがあるそうで、
こちらがあれこれ教えなくても、自分でどんどん撮影していきました。途中で飽きてしまうこともなく、
また、撮りたいものも明確で、将来は映画監督！？かと思ってしまうほど。そんなHANANOちゃんをあたたかい目で見守り、
その姿を映像に収めるUSAN。親子の仲睦まじい様子に、こちらも始終和みっぱなしの3時間でした。」RITZ


撮影後は事務所に戻り、編集作業開始！
データを取り込み、使用するカットを選択、スタッフが手伝いながら、あらかじめ用意したフォーマットに落とし込んでいきます。
最後に編集した画像を一つのデータに統合していきます。これがやはり時間がかかる！映像を作るというのは根気がいります。
だからこそ、出来上がったときは本当に嬉しい。


前回、予定時間をオーバーして、お腹がぺこぺこになってしまったので、今回は素麺やお菓子をつまみながら、
更にはTETSU-LAW32歳バースデーを突如お祝いしたり、下駄箱をDIYしたりしながら（!?）、全員の完成を待ちました。
途中、TETSU-LAWがPCのコードを足で引っ掛け、編集中のPCの電源が落ちるという大ハプニングも幸い大事には至らず、
全員のThe Dayが完成！
お待ちかねの上映会です。

＜スタッフ感想＞
「同じところを歩き、同じところを見ているようで編集をすると全く違うものになるのが面白い
毎回、驚きと発見がある。それぞれに自分の中のテーマがあるその様に感じる作品でした。
SAEさんの光、自然は印象的で私と同じものを撮影しているんです。
AYAKOさんの電車のシーンは良かった。皆は鉄子と言ってましたが w　電車の中と外のシーンが
隣り合わせになっている事にストーリーを感じました。」TETSU-LAW

「WACANA*さんの編集はかなり追い込んだものになりました。撮り方もカメラをわざと振ったり、編集もスピードを変えた
シーンがあったりと見所盛りだくさんです！ご自分でだいぶ編集をやってくれたので、サポート役の僕は大変ラクチンでしたよ♪
きっと今回で作り方がよくわかったと思うので、次は更に面白いものを作ってくれると期待しています。」SANA

「親子のThe Dayは、人と人とのあたたかい繋がりを感じさせる、優しくて素敵な映像になりました。今日という一日は、
何気ない一日だけど、10年後、20年後にこの映像を見た時に、とても懐かしい気持ちになるような気がします。
USAN、HANANOちゃんの二人が映ってる姿を収めた私の"The Day"もかなりいいです！自画自賛ですが（笑）」RITZ

2回目のThe Day WORKSHOP。新たな可能性、広がりを感じさせる一日となりました。
8月19日、8人のThe Day。何気ない一日が、かけがえのない一日になりました。ありがとうございました！



参加いただいた皆さん、ありがとうございました！

【The Day二期生の皆さんの感想】
★アンケートより抜粋★

★USAN
１つ１つの映像を撮っている時には、ただただ楽しくて何となく撮っていたが、それを１つにつなげた時に、
これはすごい宝物だ！と思いました。

今日という日は、今日しかない一日で、何気なく過ごしたら
そのまま過ぎていくけど、こうして映像に残すことで、その時の記憶、暑さや、会話、その時の気持ちを
空気感まで思い出せそうで、これは最高の宝物だなと思います。


★HANANOさん
てつろうさんがハンバーグをたべているところがおもしろいと思った。

いつもいろんなところにいっててもまだわからないものがあるとおもったけど、
みんなのビデオをみてまたまだわからないものがこんなにあるんだってきづきました。

またビデオでいろんなものをとりたいなと思った。


★AYAKOさん
普段気にもとめない日常の風景が、実は２度と出会わないその時一瞬で、その時に出会った人で
人生が成り立っているということに面白さを感じた。

夏の空気感や匂いが大人になって忘れてたけど、子供の頃にワクワクしてた感じを思い出させてくれる一日だった。　
これからは少しでも目を向けたい。


★SAEさん
“光”とかすごく好きなんだと思った。

映像つくるのは楽しいんだと思った。
今日、という一日が残ること、写真でなく映像として。
“かけがえのない日”として記憶に残った。
またやってみたーい！


★Wacana* さん
意味のない事や時間ってないと思った。映像全てが宝物の様に思えたから。

何気ない日常は自分が作り（造り、創り）だしていく、だからこそ特別な日常だって自分で創れるのだろ思う。

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