REPORT WORKSHOP
The Day WORKSHOP #001 20120707

2012年７月7日　七夕。

雨模様の中、初めてのThe Day WORKSHOPを開催しました。
記念すべき第一期生と原宿駅で待ち合わせ。
「はじめましてー」と笑顔で挨拶が交わされ、昨日引っ越したばかりのTETSUーLAW&Co．新事務所へ。
朝からバタバタと引っ越しの片付け、ワークショップの準備をして、なんとか事務所らしくなりました！


これからここで、たくさんの新しいことを始めます。2012年7月7日は、その始まりの日。

最初にThe Dayを始めたきっかけについての話をしました。震災の後、石巻へ行ったこと。そこにあったはずのものが全てなくなってしまっていたこと。今を遺さなければ、と撮り始めたこと。

そして、自己紹介をしながら最近印象に残ったことをシェアし、いよいよ撮影へ。2～3人のチームになって原宿、表参道エリアをそれぞれ撮影します。


班分けはこちら。
AKIRA、NAOKI、TETSUーLAW
YUKIKO、SANA
MAKO、RITZ
それぞれどんなコースに行き、どんな映像を撮ってくるのかは自由。目に映ったもの、気になったものを切り取ってくる。ただし、ちょっとした注意点はあります。お昼時なので、ランチもチームで。原宿、表参道エリアは美味しいものもたくさんあるので、それもThe Dayの楽しみの一つになりそう。

約3時間の撮影の後、事務所のあるマンションの入口で再び合流。皆さん撮影がとても楽しかったようで、会話が弾みました。

事務所に戻り、いよいよ編集です！曲とカットをあらかじめ設定したフォーマットをあらかじめ用意しました。そこに各々が撮影した映像を選んで落とし込んでいきます。・・・と書くと簡単そうに聞こえますが、初めての作業に皆さん四苦八苦。どの映像のどの部分をチョイスするかも悩みながら、じっくり選んで、作っていきます。

「それぞれの作品に色がある、どこを選ぶ、どの様に編集するそれらの指示は極力しない様にしています。　考えるよりも感じる。　撮影も編集も自分の心が向く様に、そして少なからず人に見せる事を意識すると気持ちよく見える方が美しく思います TETSU-LAW」


そして、完成。

予定時間をオーバーしてしまいましたが、できた作品を順番に上映しました。笑ったり、感心したり、懐かしくなったりする瞬間。自分の映像が上映されるときは嬉し恥ずかし、人のを見るときは新鮮な驚きがありました。

自分が、今ここに存在することを遺すために始めたThe Dayですが、他人の作品を見るのもとても楽しい！その人ならではの視点、切り取り方は、その人自身の一面を見せてくれるようです。

★私の友人AKIRAの映像には私が、私の映像にはAKIRAがその２人の映像のリンクが面白いと思いました。
★NAOKIさんの目線は子供目線、パパになった事で見える世界がある、優しくそしてオトナ冒険心が素敵。
★YUKIKOさんの作品は１つ１つ素敵なフレーム、面白いものに気付きそこにカメラを向ける　好奇心あふれる映像
★SANAは私と一緒に映像を創る仲間、彼なりの視点、普通には撮らない！　そんな彼の作品。
★MAKOさんは優しくそこにあるものを見つめる様な目線。植物や動物が印象的。
★RITZは一緒に創る仲間、一度体験した事もあり少しずつ撮影する時に素直に心が動いているそう感じます。
TETSU-LAW


初めてのThe Day WORKSHOP。本当に素晴らしいものになりました。７月７日、７人のThe Day。何気ない一日が、かけがえのない一日になりました。そして、どの一日も、かけがえのない一日。

参加いただいた皆さん、ありがとうございました！

【The Day一期生の皆さんの感想】
★MAKOさん
今、世の中はものすごい速さで進んでいるように思えます。
でも、地球の自転が速くなったわけじゃない。
地球は昔からずっと同じ速さで、ゆっくり回っている。

私が出会うクライアントさんの中には、そのスピードに疲れてしまっている人がたくさんいます。
毎日は変わらない、同じことの繰り返し、と思っている人もたくさんいます。

私はそうじゃないよ、毎日はもっと楽しいことやきれいなことがたくさんあるし、もっとゆっくりでいいんだということを伝えていきたいと思っていました。
そんな時にこのワークショップに出会って、「これだ！」と思いました。

そしてまず自分で体感してきました。
何気ない一日が、特別な一日に変わりました。

今日一日過ごしてみて、自分の視点が変わっていることに気づきました。
私も「The Day」のようなセッションがしたいと、今ワクワクしながら思っています。

★NAOKIさん
参加者全員がそれぞれに作品を仕上げ鑑賞することは、自分を知り、互い知る取り組みなんだなあと感じます。
自分が街を見る視点、他の参加者が街を見る視点、異なるのは当たり前だけど、そこから見える想いを感じることができて面白かったです。

今回写真を入れずにすべて動画で映像を作ることは初体験でした。
映像を撮ると言うことは写真とは全く別の思考が必要で、新しいことに触れた時のゾクゾク感がたまりませんでした。
参加していたゆきこさんが言ってた「動画は嘘をつけない」という言葉がまさに思考の転換点なんだなあと。

いろいろな発見が詰まった1日をありがとうございました。

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